2003年07月

デジカメ購入

f44ar2x3.JPGリコーのが壊れたので買い替え。PanasonicのFZ-1。光学ズーム12倍を誇る。さっそくテスト。写真は5階のベランダから地上を歩く通行人を狙ったもの。





すげえ。

オーブラザー

1930年代、大恐慌時代のミシシッピーの片田舎。服役中のユリシーズは、捕まる前に隠した財宝がダムに沈む前に手にいれようと 囚人仲間2人をそそのかし、脱走、逃避行の旅に出る。途中金稼ぎのために吹き込んだ歌が大ヒットしているとも知らずに、旅を続ける彼ら。だが、ユリシーズ の目的は別にあった……。

と手抜きで貼ってしまったが。ジョージ・クルーニーの名前とおちゃらけたジャケットの写真と数々の受賞のキャプションだけで選んで借りた。不自然なそして次々変わる展開に驚くがコメディだからいいんだろう。そこそこ面白かった。星2つです。ってとこかな。

>>劇中の歌で吹き替えでないのは彼だけ、と多才なところをみせている。

彼というのはメイキングでも歌っていたデルマーのこと。つーことは他の歌は全部吹き替えかい。ちぇっ。

ふたりのビッグショー

4cvejmq2.JPGオケのお友達。つーか先輩がウクレレ2本持って遊びに来た。なつかしのフォーク大会からハワイアンまで10時間飲んで歌って。楽しかった。
坂崎幸之助先生が監修をされた「セメントフォーク」という楽譜集が活躍。

ワインは和泉屋で1ケース(12本)仕入れておいたのだが、なんとなくなってしまった。左のでかい人は遠近法ででかいのではなく本当にでかいのです。

Baroque Transcriptions (Ida Haendel)

10代の頃によく聞いていたヴァイオリン曲を聞いている。あの頃NHK-FMを録音したカセットテープだったのだが、先月ネット販売のCDショップで見つけて注文。在庫切れだったそうでイギリスから取り寄せで入手に2週間かかった。(SBT 1258)
弾いているのはイダ・ヘンデル。1977年の録音らしいからちょうど新譜を放送したということか。リマスタリングでの再発売が2002年。

コレルリの「ラ・フォリア」、タルティーニの「悪魔のトリル」、ヴィタリーの「シャコンヌ」、あとナルディーニのソナタが入っているがこの曲は放送されなかったようで、CDで初めて聞く。
前の3曲でわかるようにコンセプトは「変奏曲」。問題は(別に問題ではないか)コレルリとタルティーニがクライスラーの、ヴィタリーのがダビッドによって編曲されている。そのせいで私にとってはこちらの演奏のほうが「原曲」というイメージになっている。
バロック音楽なのにロマン派の編曲が入っているので滅茶苦茶情緒的。シャコンヌに至ってはすすり泣きものの編曲である。

17歳の私は薄ら涙を浮かべながら、野沢の四畳半で電気を暗くしてこの世界に浸っていたのであった。困ったもんだ。

ティファニーで朝食を

買ったDVDが半年棚で眠っていましたがついに見ました。1960年代のニューヨーク。車がカッコいいですねえ。映画は「ガイジンもの」。
ヘプバーンってこんなにエラが張ってたっけ。

シッピング・ニュース

映画を見ていて、登場人物があまりにも過激な反応や、後先考えない行動で驚かされるとき、「ガイジンって・・・」とつぶやいてしまうことが時々ある。このような映画を我が家では「ガイジンもの」とジャンル分けしている。この映画も栄えある「ガイジンもの」。
世紀末な過激女とたまたまエッチして「愛している」と言ってしまう主人公、船出の見送りパーティで、いきなり船のマストをチェーンソーで切り倒し、出校する予定の船を破壊してしまう友人達。その他理解に苦しむシーンの連続。
感動の人情ドラマを期待して見てびっくりしました。

マークスの山

読み始めは文章の濃度に閉口した。重たい金属で紡がれているような印象。下巻以降は多少流れがよくなったけど、それでも重い。濁流のような文字列に圧倒された。
真実が長い「遺書」による告白。それまでの推理や推測でできている世界と違和感が強い。遺書を書く動機もよくわからない。
水沢が死んで、結局多数の登場人物はどうなるんだろうか。あれだけの情報量で組み立ててきたお話なんだから、エピローグがあっても誰も文句は言わないと思うが。
面白かった。本に急かされるようにページをめくり続けたのは久しぶりかも。
プロフィール

drecom_boru1960

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