2003年09月

押尾コータロー@青山劇場

横浜のライブハウス、青山円形、ちんじゅの森ジョイントと見てきて、とうとう大会場でのワンマンだ。立派になったものだ。
会場満席。主婦、熟年層多し。なぜ?
休憩なし2時間半のライブは大変立派なものだった。音響、照明スタッフも文句ナシにすごい。Dramaticを中心に異常に長いメンバー紹介を挟んで最後はスタンディングオベイションで終了。私も敬意を示したくて立ちました。満足満足。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

スピルバーグ、ディカプリオ、トム・ハンクス。豪華だ。が、キャストと面白さが無関係なことは「オーシャンズ11」で認識済み。
ほとんどすべての映画を面白くしてしまうハンクスと、その逆のディカプリオの対決。天才詐欺師と執念の実直FBIの3年余りのおっかけっこ。というと、なんとなく「ルパン三世」を想像するかも知れないが、ちょっとムードは違う。詐欺師の動機付けがちょっと家族愛もしくはファザコンぎみのアレによるのだ。そんなうまく行くんかい的痛快トリック(案外しょぼい)を次々と成功させながら、主人公には常影がつきまとう。まあ、賛否両論だろうが、スピルバーグだからなあ。
2時間20分とけっこう長いけど、最後まで楽しく見たよ。★3つか4つ。

ロード・トゥ・ヘブン

http://www.ywad.com/movies/823.html
ここに書いてあることが全て。
いっぱい食わされました。

MIB2

ドラマ系もいいけど、最新のFXを楽しむだけで見る映画というのもアリだと思う。土曜の夜にシャンパン片手に何も考えないで薄笑いで見る映画。基本的にアメリカ人を笑かすために作られた映画なので、翻訳になると訳わからんジョークが多い。くやしいなあ。でも分かったとしても「アメリカン・ジョーク」だからおかしくはないのだろうけど。

娘(TVドラマ)

どこぞのテレビ局の開局なんちゃら記念ドラマ。杉浦直樹主演。妻がいないのでなんとなく9時から一人で見始め、最後は帰ってきた妻と二人で見た。つまんなかった。2時間少々の時間を返して欲しい。つまんないドラマは最初に「このドラマはつまんない恐れがありますのでご注意下さい」とテロップを出して欲しい。

トリプルX

スーパー娯楽大作。我が家ではあまり見ないジャンルだけどたまにはいいかもね。
「毒には毒を」路線でCIAが札付きの不良をスカウト。全身刺青。首の刺青がXXXなのでトリプルXと呼ばれるハゲ。そいつがチェコで世界滅亡をもくろむ悪役チームに紛れ込んで、大活躍だよー。書いててつらいぜ。
まあ、ストーリーはいいのよ。こんなもんで。興味深いのは明らかに我々とは世代の違う監督の作り出す映像と音の世界。コミックのコマ割をそのまま再現したかのような構図、光、音、音楽。今の若者の一番トンガってるGUYSの世界。残念ながらもう若者ではない私にはそれが正しいのかどうかの判断はつかないけど。

映画はなかなか楽しかったです。★★★
夜見る番組がない時のヒマつぶしには最高でしょう。最高で思い出したけどアメリカでは「サイコー」という日本語が一般に使われてるようですね。もしくは不良のスラングとして。

ピアノレッスン

よく練られた映画だと思います。映像も俳優もうまい。
でも、このジャンルは我が家には興味を引くところがない。唯一の期待がエロいシーンだったのだが、それもはずれた。
「石原真理子と志垣太郎とクリス・スクワイアの三角関係ドラマ」ちゅうことで。おしまい。

Martin LXM

i9miwu45.JPGこの夏に発売されたMartinの廉価版ミニギター。
大きさの比較。左-PePe 中-LXM 右-00028
手が届くところにおけて、気軽に遊べていいです。音も合板のくせになぜかMartin。

イエス Full Circle Tour 2003

ffd5ujtf.JPGジョンが2月に骨折して公演延期になった段階で、もういいかな、と思ったんだよ。89年と91年に合わせて5公演見てるし。ところが、妻が申し込んでくれたので、まあ嫌いではないし行って見るかなと。しかし、考えてみると、89年はyesではなくABWHとして、91年はYestivalの一環として、いわばイベントとしての8人イエス公演。正式な「Yes」としてのライブって初めてだったのだった。
会場は国際フォーラムA。今回も席は2階。会場満員。とりあえず今夜のチケットは売りきれだったようだ。(明日以降のはまだ売ってた)
会場はどこからわいたかプログレ者がぞろぞろ。かつて国際フォーラムにこれほどダサい人々が集まったことあっただろうか。(いやない)
ダサいTシャツ、ダサいズボンに汚れたスニーカー。肩からでかいバッグをぶら下げ右手には並んで買ったYesロゴのTシャツの袋。ジャケットの袖は何故か折り返されている。親子連れも少々。ハゲ多し。ブツブツいいながらロビーを往復し続ける男はどこかの病院を抜け出て来たのか?

ステージ。でっかいステージの真中前方を機材で囲んでこぢんまりと。少なくともステージ上を動き回るつもりがまったくないことは分かった。スティーブの立ち位置にはペルシャ絨毯。
一応ロックバンドのくせに開演時間ぴったりに落電。火の鳥のテーマが聞こえると会場から「うぉー」という雄たけび。 我々の隣は髭の外人で何か叫んでいる。こいつのおかげで俺もエンジン点火してもらったぜ。

選曲は「こわれもの」「危機」を中心におなじみの数々。「Siberian Khatru」ではスティーブだけ違うテンポの世界にいて他4人が迷惑した。これ以外にも危険な個所はあったがアランの見事な手綱さばきで崩壊はなし。(大阪では2回やりなおした曲があったらしい)
「南の空」はブート音源でも聞いたことがなかった。これが一番良かったかな。まあ、ここでこんなことを書いていてもしゃあないんだが。
「Fish」の延々続くハーモニックスのリフの間椅子に座ってしまったりと、スティーブの老化ぶりが目立ったが、他はみな元気だった。リック・ウェイクマンも衰えなし。不良のくせに練習だけはしていたのか。

1階席総立ちの「Roundabout」で終演。客電がついても拍手は鳴り止まなかったが、まあ確かになかなかいいライブではあった。妻も楽しんでくれたようだ。7年間家で聞かされていたからな。

終わってBIの和食屋で沖縄料理と泡盛で乾杯して帰る。

SetList

1.Firebird Suite
2.Siberian Khatru
3.Magnification
4.Don't Kill The Whale
5.In The Presence Of
6.We Have Heaven
7.South Side Of The Sky
8.And You And I
9.In The Course Of The Day
10.Clap
1.Show Me
2.Wakeman Solo
3.Heart Of The Sunrise
4.Long Distance Runaround
5.Whitefish
6.Awaken
7.Roundabout
8.Starship Trooper
5.Happy Birthday To Jane
13.Roundabout

マン・オン・ザ・ムーン

『マジェスティック』で泣かせてくれたジム・キャリーに期待してもう一発。実在の破滅型コメディアンを映画化。

かなり良かった(夫)、イマイチ(妻)

良識と友好がテーマの我々夫婦、特に気の弱い妻には見るに耐えない場面も多かっただろう。基本的に笑えるものではない。感動も共感もないが、実際にこのような人がかつて存在していて、それが後世に影響を与え続けたという事実を興味深く知る。
それから、やっぱりジム・キャリーはいいよ。うん。今回は競演のなんとかラブという女優も良かった。好きや。

戦場のピアニスト

原題はただの『ピアニスト』。公開時けっこうマスコミで話題だったのでレンタルになるのを待ち望んだ一品。 ドイツに占領されたポーランドの悲惨っぽい状況がけっこうラストまでたんたんと続く。ハリウッド映画のような盛り上げやドラマやサスペンスはそこにはな い。まあ、それがリアリティという物なのだろうか。おこちゃま視聴者の私にはちぃと物足りなかったぞ。
プロフィール

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