2004年02月

松尾スズキ「この日本人に学びたい」

o7r2oy5d.JPG古田新太が新感線で、阿部サダヲは大人計画なのか。いつもセットで出てるのに。なんかもうこの辺、素人観客にはよくわからん。リンク貼るのもめんどうだ。
全然話違うけど、忘れないうちに。検索してて見つけた。新感線の春の公演に梶原善の名前があったぞ。予約頼む

で、この本。文庫も出てるようだけどこれは、生意気に上製本。上製本ってはっきり言って読みにくいし重いし高いし、いいことないんだけど何故なくならないんだろう。出版社の利益率がいいから?
「学ぶ」といいながら学ぶ姿勢のまったくないさわやかな雑文。途中で第41回岸田戯曲賞とか受賞しちゃって調子に乗っている。5年前の連載なのでネタは古いけど、かなり面白かった。

全ページにある脚注が輪をかけて面白かったけど、脚注は宮崎吐夢によるもの。

とみさわ千夏「金魚のフン 1~4巻」

日曜の午後。気温はほとんど20度。午前中に髪を切り、気分はダレダレ。マンションの2軒となりが古本屋。ダレダレ気分にふさわしい脱力マンガと言えばやっぱし「とみさわ千夏」でしょう。

「てやんでいBaby」とか「ポンコツ19」とかけっこう名作がある。仕事量もそこそこの人気マンガ家と思ったが、今これを書くために検索したらファンサイトの1つもない。
4コマ作家以外で、我が家で本を残している数少ないコメディ作家なのに、誰も評価してないんかなあ。さびしいぞ。

結婚前夜の男女が入れ替わってしまう本作。男女入れ替わりものは無数にあれど、これはおかしいしいやらしい。『転校生』もここまではできまい。ってゆうか普通やらないよな。

大河ドラマの撮影見学に行く

bq3fkwgi.JPGお客様のコネコネでスタジオ見学というラッキーに恵まれる。お供に慎吾ファンの会社娘&妻約1名。
放送センターはたまーに用事がある。あと学生時代はオケの練習で重い楽器をかついで週末の公園通りを泣きながら登ったもんだ。20年前。

106スタ。「大河専用」だそうだ。入ってすぐ「今年は見学が異常に多くて(そうだろうそうだろう)撮影の妨げになるので基本的に見学はイカン」とか貼り出してあって、ちょとビビる。が、こちらは話がついていたので「ガイドブックの取材見学」ということで紹介される。

公開録画みたいな感じで、大きなスタジオにセットが組まれているのを遠巻きに見るんだと思っていたが、入り口からすぐに光明寺のセットがあり、そのセットの「中」で見学となる。え~、上がっちゃっていいんですか~と思ったが、実際セットに入らないと他にスペースなんてないのだ。1.5mくらいの粗末な階段を上ると、上は「光明寺・小部屋」。いきなりすぐ前の畳に近藤勇、土方歳三と山南敬介が。
ミーハー丸出しで喜ぶ女性陣。

撮影は一言で言えば「ほとんど待ち」。16時半から休憩挟んで3時間ほど見たんだけど、「本番!」の声でカメラを回したのはせいぜい4カット程度。後は少々の「ドライリハ」と、その後延々と続くカメラと照明のセッティング。特に照明は決まるまで長い長い。役者さんは定位置のまま25分待って、30秒程度の本番という感じ。香取慎吾が別の番組で「今一番イヤなのは大河ドラマ」と言ったそうだけど、気持ちはわかる。セリフ回しや演技という、完成品を見ている側からすると一番の関心事が、撮影の現場では、障子に映る木の影の照明と比重的に変わらない。主役なのに部品になった気がするんじゃないだろうか。(その後家に帰ったらテレビではSMAP×SMAPをやってて、『竹の塚歌劇団」というコントをやってる慎吾が今まで以上に楽しそうに見えたのは気のせいではないだろう)

撮影も細切れだし、あの長時間の待ちの後、いきなり「本番」と言われて、恥ずかしくない演技をするのは難しいだろうなあ。みんなすごいよ。忍耐と瞬発力だけが勝負。たまにセリフを噛んだりするけど、誰も笑わない。マジで間違えられない雰囲気。NHKだけが「NG特集」をやらない理由がわかったぜ。

それにしてもすごい楽しかった。昨日撮影したところは第23回くらい。いつなんだ。
帰りに見学を手配してくれた編集様様様と中華食って帰りました。

今週かけられたCDたち

「UNION」YES
ファンの間では一番評価が低いアルバム。いい曲もあるんだけど。
「ベストセレクション」八神純子
やっぱり声が好き。盗作と言われても。
「ふるいみらい」長谷川きよし
作詞が中山千夏。去年ライブも見た。
「LOVE WARRIORS」TUCK & PATTI
ギター最強。夫婦最強。
「DIVA」ANNIE LENOX
ユーリズミックスの。ひとりでも元気です。さすがに曲はイマイチ。
「Distruction」モルゴーワ・カルテット
N響の4人によるプログレ編曲もの。編曲はイマイチだが意気込みは素晴らしい。
「Suger Hi」鬼束ちひろ
相変わらず情念で攻めてます。
「Grieg 弦楽四重奏g-minor」ガルネリ・カルテット
2年生の?学園祭演奏曲。Vc難しくなく美味しい。ただし本番は1楽章だけで挫折。

プリズンホテル 秋

69mvb2w3.JPG2作目は更にシチュエーション・コメディ度が高い。ホテルの中に限定した二日間を、多数の視点で多角的に描き出すテクニックはかなりのもの。前作同様、全員が主人公になれるほど背負ったものの重い面々だからこそできるマルチアングル。

「天国までの100マイル」の感想では否定したけど、やっぱ「情緒過多」の批判は仕方ないかな。人と人との結びつきに重きを置き過ぎるように感じるのは私がクールだから?

ちょっとお腹いっぱいになるので、次の「冬」を読むのは少し時間を空けよう。

過去のない男

yjyaypyl.JPGアキ・カウリスマキ。有名なの? フィンランドの映画監督。私ゃ知らん。土肥さんからの貢ぎレンタル。スキージャンプ・ペアを貸したらお礼に持って来た。

で、こないだの「クレイジーケンバンドが・・」の謎がやっとわかった。この映画の中で主人公が電車の中で寿司を食うシーンがあるのだけど、そのバックで流れているのがクレイジーケンバンドの曲なのでした。ホント、とんでもない所で出てくるなあ。

Amason名物3行紹介「ヘルシンキにやって来た男が暴漢に襲われ、記憶喪失に陥ってしまう。彼は港湾のコンテナで生活を始め、食事や服の面倒をみてくれる救世軍の女性に恋をするが、銀行強盗に巻き込まれたことから身元が発覚し…。」ほほう。

変わった雰囲気の映画でした。少なくて淡々とした台詞。カウリスマキ節と言うそうです。ファンが多いようですね。小津じゃんと思ってみていたら、監督本人もリスペクト小津だそうです。まあまあほのぼのしてるし、悪い映画ではないけど、これが傑作と思えるほど映画の通ではないので。
あちゃこちゃで、作品と女優と犬が賞を取っています。

KABA.ちゃんの燃焼系ダンスで楽しくやせよう

glbnjadq.JPGDVD付き。けっこう振り付けが難しい。

二日酔い

4年ぶり?にイケハラさんと会う。新宿のスペイン料理とスペインのワイン2本。1本だとややものたりなくて、2本だと飲みすぎ、というのが私の酒量です。なかなかいい店でした。ただ店内のテレビでフリオ・イグレシアスのライブ映像はやめてくれって感じ。

4月のエッグマンがちょっと熱い

まず4月10日。
Kluster TU Kimmo Pohjonen, Samuli Kosminen,Trey Gunn,Pat Mastelotto

パット・マステロット、トレイ・ガンって2000年に観たクリムゾンのリズム隊。あんときゃ、とにかくドラムが爆音だった。この二人+全然知らない「スーパー・アコーディオン」のライブ。写真もなかなかハデだ。「今回の公演にはKluster 専用の特別音響・照明チームが来日する。」んだそうだ。見てえ。問題は「立ち見」だってことだなあ。とりあえずまだチケットがあるのか調べてみよう。

つづいて21日からブルッフォード2発。(どうやら最近は「ブラッフォード」ではないらしい)
知らないピアニストとのデュオと、アースワークスでの出稼ぎ公演。どっちもJAZZ寄りなので、絶対見たい!ってほどではないけど。・・・ピアノがモラーツだったらな。

ちなみに、この公演情報は「栗コーダーカルテット」のサイトからたどり着きました。

スタートメニューにプリンタを入れる

昨日の続きで別のネタ。
まずスタートメニューのフォルダの下に新しいフォルダを作って、それにこういう名前をつける。

プリンタ.{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}

この名前を入力してEnterすると、そのフォルダの名前は、ただの「プリンタ」になる。おお本当だ。で、この後でスタートメニューをクリックして見ると、確かにプリンタフォルダがあって、そこから繋がっているプリンタに直接行ける。

マウスを使うわけだから(Ctrl+Escは指の形が不自然なので使わないの)当初の目的とちゃうやんと言われそうだけど、このフォルダ名が素人には魔法の呪文みたいで気に入ったぜ。

ちなみに元ネタはここ

私史上最長眉毛

kv7ft5kj.JPG何気なくいじっていたらあまりにも長いので抜いて見ました。現物見たらきっと驚く。
村山元総理以外の挑戦者待つ!

・・・ごめん。今日全然仕事のらなくて。

LAN上のプリンタを切り替える

私のPC始めの頃のこと。当時先生役だった方たちが、けっこう筋金入っちゃってる「この道○年」な方たちで、キーワードは「コマンドライン」。
ようするに、WindowsはMS-DOSなんだから、マウスたらいう奴をちまちまいじってないで、やらせたいことは直接言葉で命令を打て。というのが基本姿勢の人たちでした。
もちろんマウス操作すらおぼつかない私には無理な話でしたし、半分冗談だったと思うのですが。ただ、そのせいでなんとなく少なくとも「キーボードでできることはキーボードでしようよ」という哲学だけは残されたようです。と言ってもショートカットキーをできるだけ覚えるとか、キーボード型のランチャーを愛用するとか、そういうレベルですが。

で、表題のプリンタ切り替え。会社では主に2台のプリンタを使用。1台は席に近くて、1台はやや遠い。もちろん「通常使うプリンタ」は近い方のなのですが、こいつにプリントが集中して混んだり、紙が詰まったり(よくつまる)した時は、さっさと遠いほうのプリンタに切り替えて出したい。で、プリンタの切り替えをもう少し簡単に、できれば2秒以内で、できたいなあと思っていたのでした。

で、見つけたのが「プリンター変更98」。素晴らしいネーミングです。実行ファイルなのでランチャにも乗る。早速試用したところ、軽くてシンプルでいいんだけど、これでシェアウェア500円はどうなの。たかが500円だけど、他のものすごいフリーウェアと比較するとちょっとねえ。もうひとつ。プリンターの選択は上下キーで動くんだけど、最後に「通常使うプリンタに設定」という文字のかかれたでかいボタンをマウスで押さなければならない。
こいつの存在意義を考えたら、選択した後ですることは「通常使う」以外にないんだから、フィニッシュはEnterキーをぱしーん!しかないじゃないですか。

んで、ダメ押し。こいつ何回やってもプリンターが切り替わらないんだけど・・・・・。いや確かにプリンタのアイコンのチェックは移動するのです。でも、そのプリンタから出てこない。

なんなんでしょう。
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