会社に落ちてた本。
電車の中で「泣けた」のどうのと、派手な宣伝をしていたこと、辻仁成との仕事が多いこと。最初から私にとっては不利なイメージが多くて、読む前から「貶そう」という意識の上で読んでいた気がする。
で、読んだ結果。それほどひどく貶す必要もないけど、かと言って誉めるところもそうはないかな。人の多くは、たいてい今満ち足りない何か、うまくいかない何かをたくさん背負って生きている。私もかつてはそうだった。心に傷口がある人にとってはこういう小さなストーリーは消毒薬のように染みてしまうことも多いんだろう。それは痛いだけであったり、薬として回復の手だてになったりいろいろと。
たまたま今の私にそういう部分がなかったので、この本はどこも必要とされなかっただけと思う。
電車の中で「泣けた」のどうのと、派手な宣伝をしていたこと、辻仁成との仕事が多いこと。最初から私にとっては不利なイメージが多くて、読む前から「貶そう」という意識の上で読んでいた気がする。
で、読んだ結果。それほどひどく貶す必要もないけど、かと言って誉めるところもそうはないかな。人の多くは、たいてい今満ち足りない何か、うまくいかない何かをたくさん背負って生きている。私もかつてはそうだった。心に傷口がある人にとってはこういう小さなストーリーは消毒薬のように染みてしまうことも多いんだろう。それは痛いだけであったり、薬として回復の手だてになったりいろいろと。
たまたま今の私にそういう部分がなかったので、この本はどこも必要とされなかっただけと思う。