テレビ放送50周年記念ドラマ。
野沢尚、倉本聰、三谷幸喜の3人の脚本家が「川」と「浮き玉」をモチーフに一人2話づづ、合計で6つの連作ドラマを書いた。
地上波では今夜から6夜連続なのだが、BS-hiで昨夜の夕方17時から23時半まで、30分のニュース中断を挟んで6時間で一気に6話放送。
見てしまいましたよ。スクリーン下ろして。
6話もあるので、逐一感想を書いてはおれませんが、けっこう面白かった。実力のある3人の脚本化が、やはり他の二人を意識しながら書いた(であろう)6つの脚本は、どれも上出来。また、輪をかけて豪華なキャスティング。好き放題やっちゃったとういう感じですね。(中には何しに出てきたの、というようなちょい役大物もあり)。
実はほとんど縁のなかった野沢尚の2本が一番ドラマ的には面白かった。ユースケと深津絵里も上々。野沢尚が一番きちんと「連作」というコンセプトに忠実。
逆に三谷幸喜の2本は完全に単発のコメディ。浮き玉はそれなりに出番があるが、物語としては他の二人のストーリーには絡まない。もっとも2話、4話のこのコメディがなければ6時間も見続けるのはきつかったかも。
倉本は例によってやや説教臭い世界。「森が海を育て、海が森を育てる。川がその繋ぎ役」というテーマをはっきり正面に押し出していた。倉本だけで6本だったらたぶん途中で見なくなりそう。そういう意味で、今回の3人による連作という企画は「成功」と言ってもいいだろう。
ハイビジョンでしかも高速度撮影でとらえた「水」の表現はさすがにきれい。1年かけて日本の四季を素晴らしい映像で見せてくれます。
野沢尚、倉本聰、三谷幸喜の3人の脚本家が「川」と「浮き玉」をモチーフに一人2話づづ、合計で6つの連作ドラマを書いた。
地上波では今夜から6夜連続なのだが、BS-hiで昨夜の夕方17時から23時半まで、30分のニュース中断を挟んで6時間で一気に6話放送。
見てしまいましたよ。スクリーン下ろして。
6話もあるので、逐一感想を書いてはおれませんが、けっこう面白かった。実力のある3人の脚本化が、やはり他の二人を意識しながら書いた(であろう)6つの脚本は、どれも上出来。また、輪をかけて豪華なキャスティング。好き放題やっちゃったとういう感じですね。(中には何しに出てきたの、というようなちょい役大物もあり)。
実はほとんど縁のなかった野沢尚の2本が一番ドラマ的には面白かった。ユースケと深津絵里も上々。野沢尚が一番きちんと「連作」というコンセプトに忠実。
逆に三谷幸喜の2本は完全に単発のコメディ。浮き玉はそれなりに出番があるが、物語としては他の二人のストーリーには絡まない。もっとも2話、4話のこのコメディがなければ6時間も見続けるのはきつかったかも。
倉本は例によってやや説教臭い世界。「森が海を育て、海が森を育てる。川がその繋ぎ役」というテーマをはっきり正面に押し出していた。倉本だけで6本だったらたぶん途中で見なくなりそう。そういう意味で、今回の3人による連作という企画は「成功」と言ってもいいだろう。
ハイビジョンでしかも高速度撮影でとらえた「水」の表現はさすがにきれい。1年かけて日本の四季を素晴らしい映像で見せてくれます。