「おんなひとり旅 乞食列車1万2千キロ」という副題付き。「乞食」はピーじゃないの?
タイトル通りに中国内陸部経由イスタンブールへの女性一人旅。本書によれば相当に危険な「冒険」なのだそうだ。まあ、そうかもな。無事に帰れておめでとう。
著者は1994年のミス日本だそうだ。ついでにミス日本について調べてみた。グランプリは一人だが、「ミス日本」を名乗れるのは毎年10~15人程度はいるらしい。彼女もおそらくその他大勢のミス日本と思われる。本書に出てくる写真ではそう美人には見えない。
フェリス出のミス日本のジャーナリストって肩書きは立派なんだけど、文章や内容がわりと(というかとても)子供じみている。よく言えばストレートなんだけど。普通の日記サイトで女子大生が書きそうな卒業旅行の感想文に近いものがある。心境を“ ”カッコで囲んでその後に「と思った」と言う記述があまりにも小学生っぽい。で、その心境が、まんまの直球。
とはいえ、コースがコースなもんで、それなりに普通の紀行文としては面白く、読めないことはない。「深夜特急」とは次元の違う視点を楽しむには○かな。
タイトル通りに中国内陸部経由イスタンブールへの女性一人旅。本書によれば相当に危険な「冒険」なのだそうだ。まあ、そうかもな。無事に帰れておめでとう。
著者は1994年のミス日本だそうだ。ついでにミス日本について調べてみた。グランプリは一人だが、「ミス日本」を名乗れるのは毎年10~15人程度はいるらしい。彼女もおそらくその他大勢のミス日本と思われる。本書に出てくる写真ではそう美人には見えない。
フェリス出のミス日本のジャーナリストって肩書きは立派なんだけど、文章や内容がわりと(というかとても)子供じみている。よく言えばストレートなんだけど。普通の日記サイトで女子大生が書きそうな卒業旅行の感想文に近いものがある。心境を“ ”カッコで囲んでその後に「と思った」と言う記述があまりにも小学生っぽい。で、その心境が、まんまの直球。
とはいえ、コースがコースなもんで、それなりに普通の紀行文としては面白く、読めないことはない。「深夜特急」とは次元の違う視点を楽しむには○かな。