act

リリパットアーミー2「空天華」@本多劇場

大阪弁の「食うてんか?」の洒落のようであった。中島らも逮捕の件は 大阪らしく全面的に笑いのネタとして。ホンマにアホですんまへん。明るくていいですね。芝居は例によって哲学のないもの。出演者もお客も内輪ネタだろうが 面白いポーズや声など、おもしろければいいじゃん路線。ファンなら見なれている「お約束」ネタばかりなので、他人様にお薦めできるものではありません。今 回も千田訓子に目が行った。妻も好きだそうだ。デブ専?

ピルグリム 鴻上

大変良かった。

演劇に必要な要素を設計時にずいぶん研究した(らしい)国立劇場をうまく使って、さまざまな演出のアイデアを見せてくれた。役者も全て○。やはり冨田靖子はよい。
80年代の再演なので古臭さを感じさせる要素も多かった。「学生時代に作ったコミューンの意識体」とか「小学生の頃に山でクラスメートを殺した?罪の意識」とか。ちょっとね。
でも、そんなことを考えなければ、音と光と台詞の洪水の中で気持ちよくたゆたうことができます。ナイス鴻上。やるじゃんか。

妻的にはかなり豊富なギャグの連続にもかかわらず、終盤にやや説明的な演出と笑いのない場面が続いたのが良くなかったようだ。それには同意する。別につじつまなんて求めてないんだよね。

NHK杯フィギュア エキシビジョン

@代々木第一体育館スケートリンク。
アイスショーではなく競技用のフィギュア。さすがに回転のキレがすごい。

フィリップ・キャンデロロの「ファンタジー・オン・アイス」

今週はもりだくdさん。
土曜日:朝食掃除洗濯を急いで済ませ12時3分の埼京線に乗る。新宿で湘南ライナーに乗り換え30分で横浜へ。便利便利。横浜からJR横浜線で新横浜へ。目指すは新横浜ラーメン博物館。博物館の中へ入るだけで外に行列。15分待ち。中は未曾有の大混雑。とりあえず食わなければしょうがないので少しでも早そうな店の列に並ぶ。京都「新福菜館」醤油。しっかりしたスープに濃厚な醤油が深い味わいを醸し出す。黒いスープは塩分きつめだが、非常に美味しい。「魁龍」康代の故郷久留米から。私の一押しの「久留米大瀧ラーメン」と同じ系統の匂い。味もほぼ大瀧並。旭川「蜂屋」さすがにハーフとは言え3杯目は少し苦しい。しかもハーフが醤油しかないのでフルサイズの味噌を頼む。案外美味かった。るみ子はハーフの醤油。たぶんカニの殻をスープに溶け込ませている。上海ヌードル系。20分並んで10分で食べてという繰り返しを3回。食べ終わって外に出たら行列はなくなっていた。やはり12時台に行ってはいかんな。
今夜の宿泊の新横浜プリンスはそこから5分。円柱型の44階建て。ルームは39階。曇り空だったが夜景はきれいでした。2時間昼寝してから、徒歩15分の新横浜スケートセンターへ。フィリップ・キャンデロロの「ファンタジー・オン・アイス」。アイスショーなんて初めて。一金2万円也のアリーナ席は氷の上でした。こりゃ寒いは。ショーは技とエンターテインメントの総合芸術ですごく楽しい。脇役の姉ちゃん6人隊がお気に入り。2時間半のショーに最後はファンサービスで握手責め。妻もしっかり握手してました。
大変満足してホテルに戻り、最上階のカクテルラウンジ「トップ・オブ・ヨコハマ」でカクテルと軽食を食べて寝ました。

ジャイアンツ優勝パレード見学

ao3q0rd2.JPG朝H後9時38分に新板橋で二宮父と待ち合わせ。日比谷から京橋まで歩いて中央通りでのジャイアンツ優勝パレード見学。知っての通り大盛況。必死で撮影してたので肉眼でほとんど見られず。水道橋に戻って「東京ドームファン感謝グランド開放」に。人工芝に触り、ダグアウトに座り、ジャビッツの姉ちゃんの写真を撮り外野フェンスに激突してみる。中華食って帰り。

「HR」の公開録画

18時28分小田急線祖師谷大蔵待ち合わせ。コーフンした私は18時には到着してしまう。ハニー予定通りの電車で到着。駅のファーストキッチンで軽食。マイスイートがとんこつ味のポテトフライを頼む。変な匂い。

収録は駅から徒歩12分の東京メディアシティ。フジ系列の大きな収録スタジオ。外に当選ハガキの番号順に並んで受け付け。観客は50組100名。15分ほど待たされてからスタジオ入り。ひな壇の最上段、と言っても5段しかないけど。最前列の前に幕。幕の奥ではまだ準備中。移りもしない客席なのに頭の上には大きなライト。やや待って、前説の若い漫才師登場。お決まりの拍手や歓声の練習を笑いを交えて盛り上げる。
更に幕の中から三谷幸喜登場。スーツ姿。本物だ。1-2回目放送が北朝鮮からの帰国ニュースのために視聴率を食われた話から「北朝鮮の人は放送が終わるまでもう帰って来ないで下さい」などという。爆笑。その後主役の香取慎吾も登場。三谷幸喜とあまり身長が変わらなく見える。公式には182cmということだが嘘か?


20時より本番。収録開始。もう15話ということだったが、未放送の3-14話を見ていなくても全然OK.噂通りテレビに映っていない部屋でも芝居は進行している。NGなどでストップがあるのかと思っていたが一切なし。完全にノンストップの劇場中継だった。プロの演劇俳優はもちろん、香取慎吾まで大量のセリフを暗記している。芝居もうまい。ちょとびっくり。ノンストップなので当然30分未満で収録終了。本当にあっという間だった。とても面白い。ハニーには「私より声出して笑っていた」と言われた。満足して帰りに蛇の文で軽く飲んで帰る。

「ピュイフォルカ」展

11時に白金台の東京都庭園美術館前集合。フランス銀器の「ピュイフォルカ」展にエルメスからご招待。というとカッコいいけど、妻が何やら申し込みをしていたようなのだ。16人の見学者にフランス人の案内が二人に同時通訳が1名。同時通訳を聞くためのインカムが支給される。なかなか豪華じゃん。妻もケリーバッグにピアスにスカーフに時計にとありったけのエルメスを身につけている。ただし服はユニクロで靴は9,800円。銀器は16世紀以降のフランス貴族の生活そのもの。収集家の親と、近代的なデザイン感覚の息子というピュイフォルカ親子の足跡をたどる。なかなか興味深いものだった。案内が終わってから庭園内のカフェでシャンパンとオードブルのサービス。

ハイソごっこ?

タンゴメトロポリス

哀愁と激情と感興のメロディーが漂う中
5人の音楽家と10人のタンゴダンサーが繰り広げる
タンゴの首都ブエノスアイレスを描いた「タンゴショー」
まばたきすら許されない興奮の2時間


というのが宣伝文句です。
新宿文化センター。なんだかちょいと「ハイソ」っぽい雰囲気や服装のお客さんが多かった。ちなみに何列か前に楠田エリコ発見。

ラックシステム「お弁当」

ラックシステムのお芝居「お弁当」を観に三鷹へ。ラックシステムというのは中島らものリリパットアーミーの別働隊。脚本・演出は基本的にわかぎえふ。


三鷹の芸術文化ホール。駅から徒歩15分ということだったが、元気だったのでぶらぶら歩いていく。事前に東京道案内MAPで地図をプリントしていたのだが、駅の構造が大きく変わっていてスタート地点から迷った。「とんかつ いなば」がない。


たどり着いた会場は新しくきれい。こんな辺鄙なところで客が入るのかと心配されたが初日の土曜日ということで満席に。300人くらい? 劇は戦後まもなくから昭和45年くらいまでの演芸場付属の喫茶店。お店のママが主役で、そこに出入りする芸人や劇場支配人との悲喜こもごも。山谷のないドラマだったが見慣れた役者なのでこちらものんびり観劇。


終わってから恒例のサイン会があり、コング桑田と写真を撮る。

エルメスギャラリーを見学する

14時予約でエルメスビルの5階のギャラリー見学。専用のエレベータで5階に上がると、なんか真っ白な空間。受付で名前を言って白衣を羽織るように言われる。
「白い空間」がテーマなのだそうだ。この白衣は背中のところに凝った刺繍の入ったもの。ヤフオクで出したらいい値段がつきそうだ。それから首からかけるレシーバとヘッドフォン、これはゼンハイザ製だった。

展示品はどれも小さなもので、外壁と同じガラスブロックにはめ込まれている。首から下げた機械が立っている位置を感知して、場所にあった説明がヘッドフォンから聞こえるという仕掛け。小一時間見学する。それほど面白い展示ではないが、二人でヘッドフォンつけて白衣を着て歩くというシチュエーションの方が面白いね。

You are the Top  今宵の君

世田谷パブリックシアター
三谷幸喜作
加賀丈史、戸田恵子、浅野和之



今は亡きひとりの女性歌手・にしきと共に、かつて活躍した作詞家・杉田と作曲家・前野。杉田は今や売れっ子となり、とても吟味されたとは思えない適当な言葉を並べてどんな仕事でもほいほいこなす。気むずかしい前野はプライドが高く、つまらない仕事の受注に頭を下げるくらいなら、貧乏暮らしの方がマシだと思っている。そんな二人がにしきの六周忌に久しぶりに顔を合わせ、彼女のために曲作りをする。その一夜に語られる、にしきとの意外な想い出。彼女はなぜ死んだのか? 彼女は誰を愛していたのか? 世渡りのうまい下手、プライドの功罪、仕事に対する自信の揺れ動き。(以上よそからベタ貼り)


公演寸前に作曲家役の加賀丈史が病気で降板し、かわりに浅野和之が短い準備期間で急遽代役を務めるというドラマ以上にドラマチックな経緯があり、別の意味で大変盛り上がった。
代役浅野の演技は代役ということをまったく感じさせない。むしろこの役に加賀丈史はありえないだろうというくらいのハマリ方。


極上のラブコメ。たっぷり笑ってたっぷりしみじみ。脚本家の思うがままにあやつられる喜びを堪能。

三谷幸喜「彦馬が行く」@パルコ劇場

客席の有名人 小堺一機のみ/舞台は幕末の江戸。職人肌でマイペースな写真館の一家。写真を撮りに来る幕末の志士たち。坂本某、土方某、西郷某、桂某。爆笑の連続。最後は涙。三谷マジックに全身で漬かる至福の3時間。10時15分終演。帰宅11時半。風呂入って寝る。
プロフィール

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